2007.12.21 金曜日 22:49
オーディオ機器を作る
TU-879Sの箱を眺めている頃、甲府の、その手の趣味のある人(そういう意味ではないぞ>奥一同)には著名な電器店に、スピーカのキットを注文した。ウッドコーンという新技術と、それを用いたユニットを2Wayにしたキットが発売されるということを、なにかの雑誌で読んで非常に気になっていた。
随分人気がある商品らしく、しばらく待たされたが、梅雨のある日、とうとう入荷した。これはキットといっても至って簡単なもので、ネットワークのハンダ付けが少々面倒かな、という程度。事前にネットワークのアレンジに関する情報も仕入れていたから、先ずは組んで鳴らしてみることにした。
最初の音出しでは「なんだこりゃ?」ってくらいくぐもった、訳のわからない音が出たが、見る間に霧が晴れるように音が透明になっていく。ユニット、ケーブル、そしてネットワーク素子が、単なる部品から音響機器に変化していくのだろう。1時間もすると(耳がバカになるせいもあるが)、非常に聴きやすい、ヌケのいい高音とサイズからは考えられない低音を出し始める。これまでメインだったNS-1classicsの音が物足りなく感じられるのだから、人間という奴は贅沢だ。
間もなくアキバでパーツを買い、ネットワークとアンプに簡単な改造を施す。
ネットワークの変更でスピーカは、低域のスピード感が上がり、高域も伸びが良くなったように感じられる。アンプは、カップリングコンデンサを評判の高級品に交換したのだが、低音の迫力が明らかに増した。この低音、好みの別れるところだろうが、私には非常に心地よい。
随分人気がある商品らしく、しばらく待たされたが、梅雨のある日、とうとう入荷した。これはキットといっても至って簡単なもので、ネットワークのハンダ付けが少々面倒かな、という程度。事前にネットワークのアレンジに関する情報も仕入れていたから、先ずは組んで鳴らしてみることにした。

間もなくアキバでパーツを買い、ネットワークとアンプに簡単な改造を施す。

ネットワークの変更でスピーカは、低域のスピード感が上がり、高域も伸びが良くなったように感じられる。アンプは、カップリングコンデンサを評判の高級品に交換したのだが、低音の迫力が明らかに増した。この低音、好みの別れるところだろうが、私には非常に心地よい。