じわじわオーディオ機器を作る

ますます訳の分からないタイトルになった。團伊玖磨氏もこのあたりまで来るとネタがなくて困っていたのだろう。

2年遅れの製作記事もいい加減に次に進まないと、エントリにできる、つまり作っちゃった(^^ゞアンプが溜まりすぎて、順番すら分からなくなるおそれが・・・。

6B4Gシングルアンプを作る(その5)
素人である、初心者である、不慣れである、という本来言い訳になる言辞は、時として無鉄砲の代名詞に変わる。トランス出力プリを作ってから僅か1ヶ月ちょっとで、次のアンプを作るべく、CADソフトと格闘しているとは、自分でも呆れる。ただ、前作からあまりに時間が短く、前作を十分に分析、反省することなく「次」に手を付けたため、あちこち「無理」なパーツ配置をするハメになった。まぁ、経験値の貯まり方が遅いことを確認できたからそれでいいか(笑)。

こんな風に平面図を書いてみると、もう穴開けをしたくて仕方がない。この作業に関しては、しみじみ、親父が生きているうちに教わっておけば良かったと思う。昔、親父が物置で道具を使っていた記憶をたどりながら、おっかなびっくり進めるが、必ずといって良いほど穴の位置が合わない_| ̄|○。才能なさ過ぎ…。





穴開け完了からパーツ取り付けにかかって、電源電圧が予定通り出ずに苦労したが、抵抗を付けたり外したりの試行錯誤の末、どうにか狙った電圧で動作するところまで辿り着いた。

ガス入り整流管は怪しい光を放って、ついでに時々ノイズも出してくれる。だがこの光は実に色っぽい。続いて水銀整流管に替えると、また違った光り方で目にも楽しい。

この時点で音はまだこなれていないが、10センチフルレンジから透き通った女性ボーカルが響くと、このアンプの素性の良さを感じることができた。

ただ、この時の出力段のプレートにかかった電圧がやや高すぎて、出力管を1本、早々と昇天させることになろうとは、素人の初心者には知る由もなかった…(/_;)
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