2005.03.27 日曜日 10:09
これから郷里に帰る。父、母、そして5匹の猫たちの様子を見つつ、春浅い会津の風景を眺めることになる。前回の壮絶な雪かきほどの作業はないと思うが、なにかありそうだな、あの家なら。
2005.03.25 金曜日 20:59
基礎法にこだわることでもないが、多くの研究者は「ゲラの校正」という作業が嫌いだと思う。少なくとも私の友人たちは、異口同音にこの作業が嫌いだという。
今日は印刷屋の営業さんが校正を取りに来る。父が具合を悪くして以来殆ど書けなかったから、ひさしぶりの原稿だが、なにせ諸般の事情で執筆期間が10日弱。細かいミスが見つかってゲラはかなり赤い。ひたすら申し訳なく、低姿勢で修正箇所の確認を依頼する。
院生だった頃、ゲラに赤を入れるごとに「申し訳ない」と感じていたことをありありと思い出すが、最近のこの作業はちょっと意味が違う。かつては電算写植から上がって来たゲラの「誤植」を直すことが主眼だったが、データで入稿するようになると、レイアウトなどの訂正以外は、自分のミスを探して直すこと、ようするに元の原稿の不完全さを跡づける作業になってしまった。自分の頭の悪さを追っているようで気分が悪い。
外はかなりの雪。タイヤは既に履き替えた。帰宅は恐いドライブになる。
2005.03.23 水曜日 22:53
車に付けられた無残な向こう傷。愛車はそんなに退屈だったのか、などとは言っていられない。この程度の傷でガタガタいうのもおかしいが、なにせこの車を入手して2年弱、走行距離28,000キロで、自身の走行に起因する傷はゼロなのだ。フロンとバンパーにほぼ真横に走る傷なんて、どんなに器用に走っても付けようがない。とにかくみっともない。
ということで、比較的近所の簡易塗装を扱うショップに預けてみる。夕方取りに行くと、まあまあの出来だが、ちょっと仕上げが荒い。こりゃクレームだな。
2005.03.19 土曜日 23:42
OGのM嬢が、あまりにも急に東京に転勤することになった、というか、してしまった。周囲の強い勧めもあり本人は退職の意向を固めつつあったのだが、降って涌いた「東京」の文字に目が眩んでしまったようで、後先まったく考えずに飛んでしまった。その彼女が一時帰宅するというので、彼女と、都合の付いたO君、F嬢を招いて夕食会。名物の餃子と、今年の新作2(試作品)を振る舞う。
M嬢、周囲の心配を多分9割以上理解せず、まぁ元気な様子。一言だけ軽く説教して、あとは楽しい食事会。食後はF嬢持参のケーキをいただき、私の書斎空間で、2台のパソコンを使いゲーム三昧。途中F嬢の「神の手」で腰を揉んでもらい、料理の疲れも消えた。
新年度は、月例夕食会のほかに2月に1回くらいはホームパーティーを開こうかな、と本気で考える。
2005.03.15 火曜日 21:40
朝からバタバタの一日だった。
衣装やら靴やら、一抱えの荷物を車に運んでビックリ。なんとフロントのバンパーに醜い傷が。どこぞのバカが、当て逃げしていったものと思われる。が、そんなことにかまっている暇はない。大急ぎで卒業式会場へ。
新しいタクトの使い初めがいきなりの本番というのはかなり恐い。昨夜随分削ったりしたのだが、どうもしっくり来ない。これまでの本番用と比べて明らかに太いのだ。
演奏は、まぁこんなもんか、という例年通りの出来。だけどタクトの使用感はイマ2ないし3。一旦下がって2度目の登壇のときは、タクトを使わず手で振った。この方が表現し安い。
昼食のため部屋に戻り、近所の交番へ。被害届を出し、加害者への憤懣を再確認する。
夕方から謝恩会。といっても4年生をみていないから、ただ会食するだけ。ではつまらないので、アトラクションに呼ばれた吹奏楽部に混ざり、今年はフルートを演奏。演奏者の最大の特典は、立食でも椅子にありつけること。腰痛が酷く、指揮していても辛かったから、最初から座っていられるのは有り難い。
明日は各種伝票をやっつけなければならないな。疲れが抜けるには2週間位かかりそうだ。
2005.03.14 月曜日 23:36
今日は終日、市内のホールで卒業式の準備。といっても会場を使った最後の練習。例によってハモらない音が棒にのしかかり、どんどん重くなる。そんな雑音を振り切るように、木製の本番用タクトを振っていたら、うっかりぶつけて折ってしまった。買ってそろそろ10年の年季物だから、寿命といえばそれまでだが、練習用の、振るというより叩くことを主眼にしたファイバーのタクトとは出来が違う逸品。これがないと、本番が非常に辛いのに。
メンバーがあちこちの楽器店に電話をかけてくれて、一軒だけ木製タクトを置いている店を見つけてくれたので、練習終了後直ちに駆けつける。あまり好ましいものは置いていないが、重たい練習用よりは遥かにましというもの。とにかく一番軽いのを1本買い求めたが、はたしてどうなりますことやら。慣れていない棒だと、力の入れ具合が不安だ・・・。ということで、新品のタクトの使用感については、また後日。
2005.03.13 日曜日 23:07
間隔を開けて「疲れた」とばかり書くのにも飽きたから、ではないが、タイトルはちょっと違う。でも「疲れ」が話の根っこにあることは変わりない。
私が指導している吹奏楽部は、恒例として卒業式の開式前に一曲演奏する。今年も私のオリジナルアレンジで、(自称)畢生の名編曲(??!!)「Ritorna Vincitor」。この練習が連日続いているせいか、本当に疲れが溜まりまくっている。影響はまず、持病の腰痛に現われた。立って棒を振るのが辛い。そして、数年前までは何時間キーボードを叩いていても平気だったはずなのに、最近は無意識に首を回している。打楽器のメンバーがマレットで肩たたきをしてくれるのが実に嬉しい。
そこで最近、また本気であるものを探し始めた。一つは椅子。腰の具合のいい椅子という奴は、なかなか見つからない。たまに一目惚れしそうな具合のいい代物に出くわすが、目が飛び出そうに高い。数日前、数万から20数万までの椅子を試して廻ったが、これぞ、という逸品には出会えなかった。
もう一つの探し物は枕。朝、喉が痛いことが多いので、どうやら鼾をかいているようだ。これは疲れが取れない一因に違いないと、枕を取っ換え引っ換えしている。各種体反発は言うに及ばず、そば殻も、チューブ型のチップも、詰め物も形も換えて試しているが、どうもピンとこない。観念的に「枕を高く」できるような境遇ではないから仕様がない、などといってはいられない。長年愛用して来たネックロールと相性が合わなくなってきており、ことは急を要する。どなたか、良い枕を紹介して頂けないだろうか。この不毛な「枕探し」の旅はいつまで続くのか・・・って、いくらなんでもまずいか、枕探しは。
2005.03.10 木曜日 23:06
突貫作業の書き仕事の疲れが全然とれない。周囲の環境も良くならないし、気が滅入ることしきり。でも今日は、昼前から吹奏楽部に顔を出し、届いたばかりのミュートを使ってみた。かなり苦しい。
午後、8期OGのK嬢が久し振りに来室。彼女、仕事の休みが一定せず、OGかい主催のイベントには殆ど参加できない。でも暇を見つけると律義に顔を出してくれる。今日は手作りのサンドイッチ各種を手土産に。有り難いことなり。仕事で悩んでいるようだが、いい方向に転ずることができれば、と願う。
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