メンテ中

Windows7 RC を入れたマシンのセットアップ、ようやく一段落しました。組み立て以来約3年を閲した、過去最長の使用期間を更新し続けているマシンに入れたのですから、苦労するのは当たり前ですが、意想外に軽い動作で驚いています。製品版がリリースされたら、新しいのを一台組むこととして、しばらくは、不十分なスペックを知恵と度胸で乗り切るつもりです。


買い置き(?)のHDDをパーティション分割し、何年も続けている「OS(Windows)とインストーラー付プログラム」をCに、「インストーラーなしのプログラムと各種アーカイブ」をDに、というパターンです。これだと、Dに入れる「モノ」は、前のマシンから外したHDDを取り付け、一気にムーブ出来るのでかなり楽です。

さて、ベータ版からの最大の変更点は起動画面かも。
ちょっと和風で良い感じです。

ところでわりとマメに巡回しているGIGAZINEで、ツボにはまるネタを見つけました。この手のジョークは大好きです。で、早速作ってみたのがこれ。

数ある「なんとか」メーカーの中でも出色の出来、死亡フラグメーカーです。

ただ・・・、
どう考えてもこの旗、一年中立ちまくりでした・・・。

ささやかな楽しみ

会議と長距離移動を何週か繰り返しているうちに、体内時計が強い電磁波か謎の毒電波でも浴びたらしく、朝の6時になると問答無用で目が覚めてしまいます。しかもこの体内時計、「寝てから6時間」か「朝の6時」のどちらか早い方で作動しやがります。器用さが自慢でも、この時計には手も足も出ないし、生産性低下の言い訳は、もう何年分もストックしてあるからいらないんですが・・・・。

書斎のパソコンにインストしたWindows7ベータ版は、8月で期限が切れてしまうので、研究室でセットアップしたばかりのWindows7RCマシンを持ち帰りました。どちらも金沢で作った旧機種ですが、Windows7でならそれなりに使えることを確認しています(Vistaは論外ということで)。昨夜から、4台ほどマシンを起動して(←おいッ!)家庭内LANを通じてデータやら、設定情報やらをRCに送り込んでいますが、急ぐ時には絶対にやってはいけない作業ですね、これは。HDDを直に「移植」しても、別のOSのライセンス下にあるファイルへのアクセスは制約があり、高速な転送以前のレベルで躓きます。そこで時間はかかっても、Windows7ネイティブの「File Transport」を使うことにしました。時間はかかりますが、完了後は、以前の環境がそっくり再現されますので、最終的には楽かもしれません。

この「かなり長い間」を使い、試作開始から半年以上放置し、先月ようやく回路を確定した全段差動プッシュプルアンプを弄ることにしました。今回はラグを使ったユニットを配置するつもりですが、シャーシのサイズとの兼ね合いで、一度組んだB1電源を再検討しています。

そうこうしていたら、アマゾンから箱がひとつ。昨夜注文した「おもちゃ」が届いたようです。先日出席したある会議で実機を触らせていただき、数刻の熟考の末、手を出してみることにした「ポメラ」です。納品書を見ると「クロ」と書いてあるので、これを頼んだのでしょうが、色について考えた記憶は全くありません(笑)。まぁ、綺麗なピアノブラックだから、結果オーライです。

事前に仕入れた情報によると、オキシライドやエネループは動作はするものの保証対象外とか。もちろん気にせず入れようとすると、_| ̄|○単4かよ。

一瞬がっくり来ましたが、このあたりの電池は切らさず在庫してるから平気さ、と気を取り直し、書斎の隅から、単4アルカリを掘り出してきて装填します。内部メモリー保持用のボタン銀電池を動作させ、モニターを開くとこんな感じ。左横のボタンを押すと爪が外れ、「カチャッ」という感じでフルキーボードが出現します。このギミック感がたまりません(^^)。「サンダーバード」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」で育った世代故か、こういう「細工」が大好きなんです。

まだ短時間触っただけですが、使用感は至って良好、快適です。昔懐かしい80286や386を使った単機能モノクロノートパソコンを思い出しますが、画面が極端に小さいことを以外は、かつての、持って歩けば肩が抜けそうになるノートパソコンより、はるかに使いやすいと感じます。キーバインドはMS-IMEかATOKか、どちらかを選べますが、私の常用するIME(の配列)はMS-IMEの原型であるWXをアレンジしたもので、各種ショートカットキーも含め、ポメラのデフォに慣れるのも苦ではありません。かつての「ノート」にMS-DOSとWX2、Vzエディタを入れていた頃を思い出しています。

会議でのメモ取りを中心に使っていくことにしましょう。ネットはおろか、エディタ以外、遊べる機能が全くないから、生産性が上がるのではないかと期待しています。使いやすい道具があれば、少しは会議の苦痛が軽くなれば・・・、とは甘いでしょうか?

ところでこのポメラ、専用ケースは無駄に高い気がして買っていません。傷が付くといやだから、「きれいな」か「かわいい」袋が欲しいなぁ>瀧山

遥かな記憶

父の三回忌で実家に戻っています。

現任校に着任して間もなく父が最後の入院をし、それからは、あっという間の最後でした。訳の分からないうちに、さまざまな宗教行事が執り行われ、夏休みに入ったと思ったら、今度は母が病みついていました。以来、ほぼ月に一度の帰省です。今は小康を保っているとはいえ、低空を、徐々に高度を下げながら飛んでいるような母と、勝手気ままな猫×6の様子は、直に見ないと対応できません。

今年の現任校の忙しさは、これまでの二年間とはまったく異質なものになりそうな予感(悪寒?)で、この帰省のペースも変えざるを得ないでしょうが、どこかで手を抜くなりなんなりして(←おいッ!)、うまく乗り切ろうと考えています。


実家で、法事の準備で動き回る間に、普段どおりにネットでニュースサイトを巡回していたら、
宮城県警石巻署で伝承教養「デカルチャー」制定
〜若手警察官に各級幹部が実戦的教養を定期的に実施〜
という記事で目が点に。このサイトを見たのは初めてで、熟読すべきか、突っ込むべきか迷ったが、とりあえず今日はこの記事に乗ってみようかと。

さてこの記事、一般紙のベタ記事をひどく劣化させたような悪文で、正確に理解できたかいささか不安だが、どうやら、若手警官を対象とする、幹部による講習を定期的に行うということらしい。その講習(記事では「伝承教養」)を、デカとカルチャーの合成語「デカルチャー」と呼ぶ。恐らくは、団塊世代の大量退職に伴う警察組織全体としての能力低下に対応するため、若手の底上げを図ろうという試みと思われ、きわめて前向きな姿勢と評価できる。

が、このエピソードの最大の突っ込みどころは「デカルチャー」である。このネーミングの影には、あるいは力強く賛成し、あるいはニヤニヤしながら同意した私と同世代の幹部、中堅が無数にいたに違いない。だが、もしそうだとすると、「デカルチャー」という言葉は、あまり適当とは思えなくなる。

私と同世代で、ある種の文化的成果に親和性の高い一群は、この言葉を次のように理解する。すなわち、「あるべきではない」「触れてはいけない」「とんでもない」といった名詞として用い、主に助動詞「だ」の連体形「な」を伴って後に来る名詞を修飾する。あるいは体言止めで「ばかな」という否定的意味を強く含んだ慨嘆を意味する。

【用例】
「宮城県警では、そんなデカルチャーなことをしているのか?」
「ああ、○○○○だって、××××だってやってる!」
「デ、デカルチャ・・・」



おぼえる・・・
おぼえて・・・
おぼえて、いますか・・・
おぼえていますか・・・、これは!?


甲府に帰ったら、一日で四つも重なった会議の山を乗り越え、この作品の「LD」(DVDではない!)を引っ張り出して見ることにしよう。ミンメイよりも早瀬中佐のほうがいいよな、うん。
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