2005.12.07 水曜日 12:35
今年最後?の音楽活動
定期演奏会の一月くらい前のことだったか、ぺルプで参加してくれるOG(元主席クラリネット奏者)が来室した。付き合っていたOB(元主席トランペット奏者)と挙式の運びとなった、との報告である。実に目出度い。で、12月17日の披露宴で、新郎と仲間たちが演奏をしたいので、クラシックを1曲、彼らの編成に合うように編曲してほしい、と頼まれた。昨年も一度、OGの頼みを受け、祝儀として編曲を書いたことがある。このときは苦手なポップスのピアノ譜を渡され、25人編成の吹奏楽を書くのに何ヶ月もかかったが、いずれにせよ断る理由はない。しかし困ったことに、曲を決めていないという。何度かやりとりしたが、結局、曲のチョイスまでこちらですることになってしまった。
編成は、TP 4、Hn 1、TB 4、Tu 1に打楽器1という、往年のフィリップジョーンズ・ブラスアンサンブルさながら。メンバーの何人かはよく知っているOBで、技量はセミプロ以上。ならば、と、目出度さを前面に押し出して「フィガロの結婚」序曲を編曲し始め、八割方できたところで悩んでしまった。難しすぎる。編成の都合で中低音の運動性が低いため、細かい音の動きを書き込めないのである。書くには書いたが、これを吹こうと思ったら、1ヶ月以上は練習が必要だろう。だが、そんな時間はない。曲を変えなければダメか、と思い定めたのが先週の末。
編成は、TP 4、Hn 1、TB 4、Tu 1に打楽器1という、往年のフィリップジョーンズ・ブラスアンサンブルさながら。メンバーの何人かはよく知っているOBで、技量はセミプロ以上。ならば、と、目出度さを前面に押し出して「フィガロの結婚」序曲を編曲し始め、八割方できたところで悩んでしまった。難しすぎる。編成の都合で中低音の運動性が低いため、細かい音の動きを書き込めないのである。書くには書いたが、これを吹こうと思ったら、1ヶ月以上は練習が必要だろう。だが、そんな時間はない。曲を変えなければダメか、と思い定めたのが先週の末。