出陣

これほどまでに悲壮な覚悟で父祖の地を後にしたことがあっただろうか(って、それ程のこともないか)。

今年で5年目になる母校の通教夏のスクーリング。恩師から引き継いだ「法学(憲法を含む)」の講義のために上京するのが恒例行事になっているが、今年は少々勝手が違う。例年、師匠と同じ午前中に講義を入れ、午後は好きに使うというパターンが、何故か、今年は午後に振り当てられていた。そして師匠は御不例。弟子として採るべき道はひとつ。
「私で出来ますことがあれば何なりと・・・」

むずかる四女を放り投げ、キャリーバッグに詰め込んだ2科目分の本とノート類が異様に重い。その上、もはや紙と鉛筆で勉強できない身体になってしまったことを呪いつつ、ハンドルにPCを入れたショルダーを乗せる。

朝夕は肌寒いこともある会津から、炎暑の東京へ。これから地獄の日々が始まるのか。

本務校のゼミ生たちに「骨は拾ってくれ」とメールしたら、「はいはい」とレスが。ちょっと寂しいかも。

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