地震の被害について

本日午後の地震の際は自宅におりました。

一番大きな真空管アンプで音楽を聴いているとき、吐き気のするような気持ちの悪い横揺れが、次第に強くなりつつ、かなりの時間続いたような気がします。室内で最も不安定な飾り棚を押さえて治まるのを待ちましたが、どうにもいけない、と判断し、棚を壁に倒れかけさせ、アンプ、暖房など熱源をオフにしてしゃがみ込みました。

拙宅での被害は、数日前に書斎のパソコンラック最上段に置いた歪率計が落下し、スイッチがひとつ潰れましたが、先ほど、簡単に修理を終えました。これでアンプ製作に支障はありません(時間もありませんが)。

実家には、一度だけ携帯がつながり、痴呆(認知症に非ず)の進みつつある母の無事を確認しました。母によると「障子戸がガタガタ鳴り始めたので危ないと思い、暖房を止めてはす向かいの空き地に避難した。大きな揺れが治まってから家に戻ったが、特に壊れたものは無い」とのこと。歪率計が落ちて壊れた、と伝えると、「会津より甲府の方が被害が大きいな」と明るく笑っていました。今日は全然呆けていません。

その後、研究室に様子を見に行きましたが、文庫本1冊と置物がひとつ、棚から落ちていただけで、被害らしい被害はありませんでした。

通信インフラは全国的にダメなようで、携帯の通話、mailともに非常に繋がりにくい状態です。発災直後に送っていただいた安否を問い合わせるメールが午後8時頃になって一斉に届きました。いただいたメールはとにかく有り難く拝読し、先ほどまでに全て返信しました。

ご心配いただいた皆様、私は無事です。ありがとうございます。

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