OSであそぶ

お寒うございます。

今朝の甲府の最低気温は氷点下6.9度。近くの川では2センチほどの氷が張ったとか。研究室もしっかり冷え切って、なかなか暖かくなりません。明日はセンター試験。受験生の皆さんの御健闘を祈ります。

定期試験も目前。出題は済ませましたが、これから採点と集計という、とにかく神経を使う大仕事が。一月もやはり『師走』です。


つい先頃、Windows7のベータ版配布が始まりまった、と思ったら、アクセス殺到ですぐにダウンロードはストップ。MSも予想しないほど、この新しいOSへの関心は高いようだ。サーバーの体勢を立て直し、件数の制限も撤廃してダウンロードが再開された、というあたりでこのことを知り、思いつきでアクセスしてみた。

i386を載せた98互換機で、DOS3とWindows3.0を走らせたころから、ずいぶんいろいろなOSを使った。Windows95とVistaはベータプログラムにも参加した。MSのOSだけでなく、IBMのOS2も触ったことがあるし、Linuxをロードすることもある。およそOSを選ぶ基準は、1.サクサク動くこと、2.使いたいアプリが動くこと、という二つだ。「サクサク」という基準を、見た目からも操作感からも満たしていないVistaは、Ultimateを1本未開封のまま、手に馴染んだXPを使い続けているが、新しいOSには相変わらず興味がある。

Vistaの手痛い失敗に懲りたMSは、少なくとも一日に何度も「遅い!」と叫ばなくていいくらいまでチューンしたWindows7を、当初の予定を繰り上げて市場に投入しそうな気配だ。その前哨戦が今回のベータ版配布である。これで満足な動作をしなかったら、MSはビッグスリーの後を追う羽目になる。

私が自宅で使っているマシンは、ずいぶん以前に自作したもので、3.2GのPentiumと1Gのメモリという、現在では至って平凡なスペック。まともに動くかどうか心配しながら、落としてきた32bitのイメージファイルを焼いてドライブに入れると・・・・反応しない。ドライブにガタが来ているようだ。

気を取り直し、イメージファイルを仮想ドライブにマウント。中身を全てHDDにコピーし、現在使用中のXP上でセットアップを開始する。以前Vista用につないでおいたドライブにインストールし、XPとのデュアルブートで動作確認を行おう。

インストールは、あっけなく完了。手の空いているときにXPを降りて7を走らせている。昨年から使い始めたATOK、WZ Editor6、Firefoxなど普段使いのアプリを入れ、文字入力、ネットへのアクセスくらいはできるようにして、しばらく様子を見ることにしよう。

使い始めて最初の印象は、「これってVistaのSP2なんだろうな、速いけど」。アイコンがでかく、何となくLinuxをいじっているような気分になる。アプリのインストールやファイル操作のたびに、アラートを読まされることもない。OSのロード開始からブート完了まで1分20秒で、マシンのスペックを考えるとなかなか優秀だ。

動かないアプリもぼつぼつ見つかっている。レポを送りながら、しばらくはこのベータ版であそぶことにしよう。

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