2007.12.26 水曜日 21:59
年の瀬のことども
昨年までは、用もないのに出校を義務づけられ、一日でも早く帰省するめ、奥歯を噛み締めながら下げたくもない頭を下げ、ストレス満タンで会津に戻っていた。今年はそんな苦労など忘れ、早々と戻ったものの、ローカルな行事に惣領として臨まなければならないことが、新たなストレスになる。
でも今日はストレスフリーのイベント。数年ぶり、恐らくは5年ぶりくらいに、蕎麦打ちの練習に出かけた。私の師匠は父方の従兄。市内だけでも、跡取りとして農地を守る従兄が6人いて、そのうち何人かが蕎麦を打つ。そのなかでも一番美味い蕎麦を打つと評判の高い従兄に、久し振りに教わりに行った。
細かい過程は略すとして、結果は、従兄の指導よろしきを得て上々の打ち上がり。都合一升五合程の蕎麦を打ち、とても食べきれないので、持ち帰って近所に配った。
自家製の蕎麦の実を自家製粉するから粉の鮮度が高い。それだけで美味いのが当然だが、彼の住む集落では、地下水脈が岩塩層に接しているのか、井戸水にわずかに塩気がある。彼によると、この水で打たないと、味が出ないとか。奥が深い。
父たちの世代の「兄弟会」が途絶えて久しいが、先日「従兄弟会」の準備会が開かれた。来年、農閑期で私が帰省できるとき、正式に第一回を開くとのこと。当家一族の男は、手先が器用で、マメであることが徳目。私も一族から追放されたりしないように精進しなければ、と決意を新たにした。
でも今日はストレスフリーのイベント。数年ぶり、恐らくは5年ぶりくらいに、蕎麦打ちの練習に出かけた。私の師匠は父方の従兄。市内だけでも、跡取りとして農地を守る従兄が6人いて、そのうち何人かが蕎麦を打つ。そのなかでも一番美味い蕎麦を打つと評判の高い従兄に、久し振りに教わりに行った。
細かい過程は略すとして、結果は、従兄の指導よろしきを得て上々の打ち上がり。都合一升五合程の蕎麦を打ち、とても食べきれないので、持ち帰って近所に配った。
自家製の蕎麦の実を自家製粉するから粉の鮮度が高い。それだけで美味いのが当然だが、彼の住む集落では、地下水脈が岩塩層に接しているのか、井戸水にわずかに塩気がある。彼によると、この水で打たないと、味が出ないとか。奥が深い。
父たちの世代の「兄弟会」が途絶えて久しいが、先日「従兄弟会」の準備会が開かれた。来年、農閑期で私が帰省できるとき、正式に第一回を開くとのこと。当家一族の男は、手先が器用で、マメであることが徳目。私も一族から追放されたりしないように精進しなければ、と決意を新たにした。
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