新たなPC環境構築中

このところ更新が滞っている理由はふたつ。

ひとつは、自宅ADSLが酷くむずかることがある。雨や風が強くなると、途端にリンク切れが頻発し、殆ど使い物にならなくなる。今月二度目の技術者派遣を受けあれこれ調べてもらっても原因がはっきりしない。屋外のどこかに水分に弱い箇所があるようだが、NTTまで1キロちょっとの銅線すべてを検査することもできず、何より、47都道府県庁所在地の中で、もっとも日照時間が短い金沢なのに、技術者が来てくれる日には何故か奇跡的に晴れ。つまり症状が出ず、原因も分からない。

で、古いマンションだから、と諦めていた光を引くよう、NTTに依頼した。首尾はそのうちこのブログで。
ADSL発病の直前、新しいマシンの組み立てに着手していた。これが更新遅れの理由その二。リリースが遅れに遅れているVistaも視野に入れ、所有機では2台目の64bitマシンを、Pentiumで組むことにした。行きつけのショップで在庫を漁ると、ちょうど良くオンボードグラフィック機能の付いたマザーボードがあったので、コストを下げるためにこれを選択。3.2GHzのCPU、300GBのHDD、1GBのメモリ、最新のマザーボードに対応する電源など、ぱっぱと選んだ。これらパーツの組み合わせはプラモデルの100倍も容易だから、すぐにOSのインストにかかる。だが、既存のマシンと中身を入れ換えるつもりだからケースがない。止むなく、『机トップパソコン』を組む。
セットアップ開始

さて、電源を入れようか、と思ったところで気がついた。ケースが空いていないからスイッチがない。約3分考え、ジャンク箱からHDDのジャンパピンをつまみ上げる。ATX規格のマザーは、スイッチのピンをショートさせれば起動する。そして難なくマシンは動き出した。
これがスイッチ

古いマシンに入っていたソフトなど、次々とインストしなおし、レジストする。ここまでで約半日。もう一日二日で完全に使えるようになるだろう。

翌日は、研究室に転がっていたスイッチとLEDを持ち帰る。いくら手先が器用でも、起動のたびに、3mm間隔で10本ずつ二列に並んだピンの中から、狙った2本をショートさせるのは疲れる(普通はやらないな)。ボタン一つで起動できるのがこんなに有り難いなんて。
ボタンのほうが便利

ケースへの組み込みを前にあれこれ調整していると、画面が汚いことが気になり出した。反応は十分なスピードなのだが、ドライバの出来が今ひとつなのか、文字が滲む。これでは物書きの道具にはならない。安物買いの銭失いを地で行き、PCI-EXのVGAカードを買って来た。机トップでこれだけつなぐと、殆ど人外の魔物状態。
VGA装着

文字の問題も解決。これまたクセの強いPCIサウンドの調整に更に1日かかったが、どうにか使えるようになった。まずは卒業式に使う吹奏楽用の楽譜を作ろう(オイオイ)、と思ったら、ADSLが気息奄奄でこの記事の冒頭に戻る。

あっさり使えるようになると歯ごたえがなくてつまらない。でも、あんまり手がかかるとバラしたくなる。そろそろ落ち着いて欲しいものだ。

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