2006.01.19 木曜日 13:00
嬉しい来客
私の研究室は来客が多い(と思う)。反復継続して現れる学生だけでなく、卒業生や物売り(含む油売り)も良く顔を出してくれる。中には迷惑千万や輩もいるが、昨日は実に嬉しい訪問者があった。
『今年最後?の音楽活動』の二人が、新婚旅行の土産を持ち、近況報告に来てくれた。式の1週間前から大雪になり、当日も大変な雪の中。参会者には絶対に忘れられない結婚式、披露宴になったそうな。私の書いた曲は、雪のためメンバーの集合、練習ができず、本邦初演は持ち越しになったらしい。
豪雪にもめげず式を挙げた二人は、新婚旅行にオーストラリアを選んだ。ところが雪で電車が止まり、新郎が運転する車で6時間もかけて関空に移動するというハプニングもあったとか。それでも、珍しい風景や希少動物を沢山見て、楽しい旅行を過ごしたという。そして、煙草と甘いものが好きな私に、木箱入りの葉巻とチョコレートを買ってきてくれた。
『今年最後?の音楽活動』の二人が、新婚旅行の土産を持ち、近況報告に来てくれた。式の1週間前から大雪になり、当日も大変な雪の中。参会者には絶対に忘れられない結婚式、披露宴になったそうな。私の書いた曲は、雪のためメンバーの集合、練習ができず、本邦初演は持ち越しになったらしい。
豪雪にもめげず式を挙げた二人は、新婚旅行にオーストラリアを選んだ。ところが雪で電車が止まり、新郎が運転する車で6時間もかけて関空に移動するというハプニングもあったとか。それでも、珍しい風景や希少動物を沢山見て、楽しい旅行を過ごしたという。そして、煙草と甘いものが好きな私に、木箱入りの葉巻とチョコレートを買ってきてくれた。
茶を飲みながら歓談するうちに、新郎のマメさが現れるエピソードを聞いた。
一見して「無骨」以外の評価は難しい新郎は、実家の工務店を継ぐことを期待されているくらいで、門前の小僧よろしく、とにかく器用で何でも自分で作る。本学吹奏楽部にある指揮者台は彼の手作り。将来は腕のいい棟梁として世を渡っていけるに違いないと思うのだが、細かい作業も達者にこなす。その彼がなんと、披露宴で新婦がかぶったベールまで手作りしてしまったという。写真を見せてもらったが、大したものである。式場で衣装の打ち合わせ中、マネキンがかぶっているベールを見て、「これなら俺が作る」と言い切り、用品店でレースと飾りつけのビーズなどを買い込み、器用にミシンを操って作り上げてしまったのだそうだ。
「ミシンでレースのベールを作るゴツい大工さん」 この全面的にミスマッチなフレーズを思い浮かべただけで、なんだか楽しくなってくる。
音楽には厳しいが明るく可愛らしい新婦と、末長く幸せに暮らすことを祈る。
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