解答

信時に関する最近の知見を書くつもりでしたが、

「おしずの長屋で」について「わかりません(意訳)」という素直なメールを頂戴しましたので、解答を先に。

解答例
    でたらめ
    うそ
    ありえない
程度でも正解です。

これは、当時の絵暦を模したものですが、宝船を描いた右側と、数字の左側が、まったく別の年の暦になっています。まず絵の方ですが「船の乗ここちよし春の海」という言葉書きがあり、絵の中に「大の月」が隠されていることを示します。ここで大の月は「正・三・六・九・十一・十二」です。

左の数字の方は、(暗くて見難いのですが)左端二マス目に黒い太字で「大」、白抜きで「小」とありますから、そのまま読めば月の大小がわかります。但し、「閏六」は太字と白抜きで書いてありますから、大か小かわかりません。

ということで上述の正解が導かれます。わかりましたか?

「こんな手抜きの解説じゃわからねぇよ」という方は、こちらをご覧ください。大小暦のわかりやすい解説に続いて、実物を使った読み方の練習ができます。これが読めると、また一歩「江戸時代通」に・・・

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