2007.08.16 木曜日 22:38
40.9 ・・・・
上京し、常宿に入りました。
朝夕は20℃あたりまで涼しくなる会津で「静養」していたためか、都会の暑さがいつも以上に身に染み、ホームに降り立った瞬間から、粘り着くような暑い空気にへき易しています。宿の部屋でニュースを点けたら「最高温度記録更新」とか。温暖化の一環なのでしょうか。
律令の世界では、天変地異は悪政に対する天の警鐘。暖冬に連続の地震、そしてこの猛暑が、天が下した現内閣への評価と考えたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、「国民投票法」「防衛省設置」など、60有余年の懸案に果敢に挑み、一定の成果を挙げたことは評価してしかるべきだと考えます。
ではなぜ、先の参院選で大敗したのか。答えは「会期延長→参院選→大敗」という同じ道を歩いてしまった橋本内閣を見ればわかるはずです。橋本内閣の最大の失政は、大蔵の言いなりになり、消費税率を引き上げてしまったことでしょう。増税に対する国民のマイナス心理を一顧だにせず、バブルが弾け、鼻かぜをひいた日本経済に、芯まで冷える氷水を浴びせかけたのです。増税に対する当然の反応として消費支出を抑えるという国民の行動を予想せず、結果日本は今なお続く泥沼のような不景気に沈んだのです。
現内閣も、「既定の方針」として定率減税を縮小、廃止し、税源移譲に連動して増税というダメージを大多数の国民に与えました。直接税の増税は目に見えて可処分所得が減るのですから、その一点のみで「いい政治」ではないと感じる国民が増えるのは当然です。
「いつか来た道」を無反省に踏んでしまった安部内閣が長く続くとは思えません。それは、周りに道を見極められる人を得なかったことが原因であり、人を得られなかった首相の責任です。
朝夕は20℃あたりまで涼しくなる会津で「静養」していたためか、都会の暑さがいつも以上に身に染み、ホームに降り立った瞬間から、粘り着くような暑い空気にへき易しています。宿の部屋でニュースを点けたら「最高温度記録更新」とか。温暖化の一環なのでしょうか。
律令の世界では、天変地異は悪政に対する天の警鐘。暖冬に連続の地震、そしてこの猛暑が、天が下した現内閣への評価と考えたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、「国民投票法」「防衛省設置」など、60有余年の懸案に果敢に挑み、一定の成果を挙げたことは評価してしかるべきだと考えます。
ではなぜ、先の参院選で大敗したのか。答えは「会期延長→参院選→大敗」という同じ道を歩いてしまった橋本内閣を見ればわかるはずです。橋本内閣の最大の失政は、大蔵の言いなりになり、消費税率を引き上げてしまったことでしょう。増税に対する国民のマイナス心理を一顧だにせず、バブルが弾け、鼻かぜをひいた日本経済に、芯まで冷える氷水を浴びせかけたのです。増税に対する当然の反応として消費支出を抑えるという国民の行動を予想せず、結果日本は今なお続く泥沼のような不景気に沈んだのです。
現内閣も、「既定の方針」として定率減税を縮小、廃止し、税源移譲に連動して増税というダメージを大多数の国民に与えました。直接税の増税は目に見えて可処分所得が減るのですから、その一点のみで「いい政治」ではないと感じる国民が増えるのは当然です。
「いつか来た道」を無反省に踏んでしまった安部内閣が長く続くとは思えません。それは、周りに道を見極められる人を得なかったことが原因であり、人を得られなかった首相の責任です。