もう?、まだ?

疲れた。とにかく疲れた。忙しすぎるのだ。同僚がみな例外なく、「忙しい」といっては疲れた表情を見せるが、私の場合、秋からこっち積もり積もった各種業務が、ボディブローのように効いている。

カレンダーを見ると、今年ももうあとひと月しかない。毎年のことだが、まだ片付いていない仕事がある。そう簡単に年に変わられては迷惑だ。大河ドラマの最終回が近づくと、殊更そう感じる。だが体力は半月くらい前には切れている、そんな感じもする。まだひと月もあるのか、と思うと目が回る。

この週末は、結局甲府の自宅に引きこもり、ひたすら休養した。娯楽のための読書もたいして進まず、昼日中から半分眠っているような、そんなだらけた週末を過ごし、幾分かは元気がたまってきたような感じだ。

このところ、立て続けにおいしい干物を頂いた。鮮魚に飢えていることを知っている関係者が、気を遣ってくれる。生とは違うが、干物には干物の絶妙なうまさがある。ありがたいことこの上ない。昨日は寒干しの「さんま」が届いた。脂はかかっていないが、干したことで旨味が凝縮したようだ。旨いものを食べ、さらに少し、元気がたまった。

今日の甲府は一日中快晴。リビングの窓から見える富士山が神々しい。
運がいいと、もう少し赤くなってくれるのだが、今日はここからすっと暗くなってしまった。そこで南西に目を転じると、猫の爪でひっかいたような月が。設定を変えるのが面倒で露出優先にしていたら、暗くなって露光時間が長くなった。すると、(私の)肉眼ではどうがんばっても見えない「影」の部分が見える。露光時間が延びたために像が流れ始めている。デジカメとは楽しいものだと改めて思う。
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