これは困ったねぇ

新聞によると、「平成の大合併」で新たに誕生する自治体の名前に似通ったものが多くなり、混乱のもとになりそうだ。

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山梨では昨年、甲府市の西に「甲斐市」が、今年は「甲州市」が誕生するという。言うまでもなく「甲斐」は山梨の旧国名。州は清以前の中国で広く使われた地方行政区画で、日本では旧国名の一字に州の字を付けて呼称する(武州、相州の類)ことが一般的だった。だから「甲斐国」=「甲州」。「府」は地方庁またはその場所という意味で、甲斐の国府があったから甲府。これでは混乱するなという方が無理というもの。伊豆、常陸、越前でも、旧国名をもとにしたまぎらわしい自治体名があるという。
観光地や特産物で知られた旧国名を使いたいという気持ちもわからないではないが、ことは自治体の正式な名称。埼玉県内に「浦和」とつく駅がごろごろあるのとは訳が違う。住民の帰属意識にも関わる問題ではなかろうか。
日常的に旧国名を多用する私は、かなり困る。

なんと申しましょうか

新聞によると、国土交通省自動車交通局は、政府の進める規制緩和方針に抵抗し、「車検期間を延長すると事故や環境汚染が増加する」という報告を発表するという。
報告は、「死傷者600人増」といった具体的数字を盛り込んでいるが、省内からも異論があるらしい。
ここでくどくどしく述べるまでもなく、この新聞記事を読んだ者の過半は、[関連業界の権益確保]→[天下りOBの利益保護]→[将来の天下り先確保]という図式を思い浮かべるだろう。もしかしたら、我等愚昧な国民には到底理解不能な、崇高な理念でも隠されているのかもしれないが、それにしても、敢えてこんな報告を発表しようという役人の神経、否、根性には敬服すべきか。それとも・・・。

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