これは困ったねぇ

新聞によると、「平成の大合併」で新たに誕生する自治体の名前に似通ったものが多くなり、混乱のもとになりそうだ。

ソース

山梨では昨年、甲府市の西に「甲斐市」が、今年は「甲州市」が誕生するという。言うまでもなく「甲斐」は山梨の旧国名。州は清以前の中国で広く使われた地方行政区画で、日本では旧国名の一字に州の字を付けて呼称する(武州、相州の類)ことが一般的だった。だから「甲斐国」=「甲州」。「府」は地方庁またはその場所という意味で、甲斐の国府があったから甲府。これでは混乱するなという方が無理というもの。伊豆、常陸、越前でも、旧国名をもとにしたまぎらわしい自治体名があるという。
観光地や特産物で知られた旧国名を使いたいという気持ちもわからないではないが、ことは自治体の正式な名称。埼玉県内に「浦和」とつく駅がごろごろあるのとは訳が違う。住民の帰属意識にも関わる問題ではなかろうか。
日常的に旧国名を多用する私は、かなり困る。

comments

ゆう☆ | 2005/01/22 02:54 PM
近年の市町村合併の推進については確かに憤りを感じるものがありますよね?

補助金目当てが感じられるかのように現段階で未だ合併協議会を設置していないにも関わらず、今年度中の合併申請を目指す。(日本人は取り残されてしまうことが嫌いのようで・・・)

それにしても、only oneというものを目指すことを考えた合併はどこへ行ったことでしょう?

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