これが日常だったら嫌だな

今年度の講義も大詰め近くなり、猛烈に慌ただしく駆け抜ける。
ひとコマ終えてほっとしていると、昨日一緒に柳田で遊んだM嬢、F嬢、O嬢が相継いで来室。常連K嬢への土産や、食べきれなかったお菓子、次回に向けて保存する備品類を運び込み、まるで自分の部屋かと思うほどてきぱきと片づけて行く。
次の講義から戻ると、彼女たちと現役の演習受講生たちがなごやかに談笑。でも何か変な匂いがするな、と思ったら、案の定、使い残しのお灸を据えっこしている。普段は煙草とコーヒーの匂いがする私の部屋が、何故か鍼灸院の趣。

夕刻から、先日出席できなかった講演会のビデオを観る。内容はアグレッシブで面白いのだが、いかんせん録音が悪く、肝心の言葉の4割以上が聞き取れない。音声にならない「音」を聞くだけの2時間は苦痛。もし講義でこんな有り様だったら、学生たちが騒ぎ出しても文句は言えない。大いに自戒。

素敵な非日常

かつてゼミ4年生の卒論合宿だったイベントが、卒業生たちとの交歓の場になった。能登半島は柳田村の貸しコテージ。そこで今年も楽しいパーティーを開いた。家庭用のキッチンで大人数の料理はかなりキツいが、料理好きの意地にかけて今年も腕を振るう。

今年のメニューは
1.シーフードのサラダ、アンチョビドレッシングで
2.ポテトのポタージュ、プレーンクラッカーを添えて
3.ローストビーフ、フランスパン
4.カッペリーニ、イタリアントマトとツナのソースで
5.カルバドスのプリン
6.クレームカタランヌ

自宅で作れるものはみな作り、現地ではメインディシュ中心に。まずは、豪気な買い物こんな立派なサーロイン約2kgに味をつけ、使い難いオーブンと格闘すること小一時間。焼き上がりこれを、恐る恐る切り分けると、カットすると見事な焼き上がり。グレイビーソースを仕上げてかけ回すと、我ながら美味であった。
いいペースで料理を出すことができ、それなりに満足。

さすがにくたびれ、一番風呂に入ってさっぱり。メンバーの平均年齢が高くなっているせいか、今年は簡易なお灸を据えて楽しむ連中。そのうち、このところマッサージに開眼したF嬢が、肩から腰から、痛みの巣をもみほぐしてくれる。それを見ていたO嬢、T嬢、M嬢も参加し、そこら中もみほぐされる。気持ちいいところも、激痛を伴うところもいろいろだが、この世の極楽と評していいひととき。
持ち込んだゲーム機で遊ぶメンバーの笑い声を聞きながら、宛われた一人部屋にひき上げた。
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非日常的日常・・・?

一週間でタイトルに詰まるなんて・・・。
来週の講義準備をしていると、OG会のM嬢、F嬢、O嬢が来室。明日と明後日行われるOG会主催のイベント準備のため。とれあえずうどんで腹ごしらえ。入店すると、おばちゃん曰く、
「先生の連れてくる女の子は可愛い子ばっかりやねぇ。やっぱ、野郎よりも楽しいもんね」。おばちゃん、ナイス!。
研究室で簡単な打ち合わせの後、彼女たちが好き勝手なことをしていると、最近の常連K嬢が入室し、お姉さんたちと初めての対面。やはり恐いのか、借りてきた猫状態で、ちんまりと持ち込んだ本を読んでいる。
K嬢が帰宅後、M嬢が「いい子やねぇ。食事会に呼ぼう」。同時に在籍したことはなくても、この面倒見の良さが代々受け継がれる。これでこそ我がゼミ生。
夜、自宅で明日の準備に追われる。何をしていたか、というと、ただひたすら料理。グレービーソース、プディングとクリーム系のデザートを作る。
K大学のT先生。このブログをご覧いただき有り難うございます。明日の首尾は、写真付でご報告します。

講義日の非日常

年明け最初の講義日。といっても残り回数が少ないのでかなり気忙しい。科目は法制史。テーマは「近代」。要するに専門中の専門だが、話したいことが多過ぎて毎年消化不良になる危ない部分。今年は内容厳選、ピンポイントで進める(はず)。
研究室出入りのとある外交さんと、ややきつめの交渉。ちょっと気の毒な気もしたが、最終的に目的は完全に達成。
研究室常連のK譲と話をしていると、4年演習受講生某君が来室し近況を報告して行く。ふと見ると、彼はサンダル履き。外はみぞれから霰、そして吹雪。どこかで履き変えたのかと思って聞いてみると、「サンダルで雪を踏んで来ました。こういうバカはお好きかと思いまして」。好きだよ、その手のバカは。見た目が少々寒過ぎるのが難だが。

冬の日常

冬休みと連休で完全に冷え切った研究室でノート整理。3年生がひとり来室し、またしてもうどん。
後、同人が、学内のとあるコンクールで入賞との連絡が入る。めでたし。
3連休のうち、丸一日使って作った栗の渋皮煮を、同僚諸賢におすそ分け。
氷粒と雷。慣れてしまった自分が悲しいかも。

初うどん

加賀の冬はこんなもんだと思っていても、やっぱり気分が暗くなる雨・雪・霰のミックス。高速道路で真っ白になった愛車『ふぉれ』が奇麗になるだけましか、などと考えていたら、全く予想外に学生2名が来室。彼らを連れて、今年の初うどんと洒落込んだ。味と、おばちゃんの愛想の良さで存分に暖まる。彼らとは、来るべき就職活動への心構えなど、しばらく話す。
今年もそれなりに、にぎやかな研究室になりそうな予感。

初出校

年明け初出校。まずは郷里の土産を友人諸賢に配るところから始まる。と、携帯にメールが。OG会(?!)最高幹部T嬢から「ゼミ卒業生一同からお年賀を送りました」とのこと。「貰う・拾う・タダ」が大好きという看板は下ろしたつもりだったのだが、やっぱり可愛い教え子たちの気持ちが嬉しい。
休み中に溜まっていたメールのレス、書類の処理などの合間に、このブログをセットアップする。
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