素敵な非日常

かつてゼミ4年生の卒論合宿だったイベントが、卒業生たちとの交歓の場になった。能登半島は柳田村の貸しコテージ。そこで今年も楽しいパーティーを開いた。家庭用のキッチンで大人数の料理はかなりキツいが、料理好きの意地にかけて今年も腕を振るう。

今年のメニューは
1.シーフードのサラダ、アンチョビドレッシングで
2.ポテトのポタージュ、プレーンクラッカーを添えて
3.ローストビーフ、フランスパン
4.カッペリーニ、イタリアントマトとツナのソースで
5.カルバドスのプリン
6.クレームカタランヌ

自宅で作れるものはみな作り、現地ではメインディシュ中心に。まずは、豪気な買い物こんな立派なサーロイン約2kgに味をつけ、使い難いオーブンと格闘すること小一時間。焼き上がりこれを、恐る恐る切り分けると、カットすると見事な焼き上がり。グレイビーソースを仕上げてかけ回すと、我ながら美味であった。
いいペースで料理を出すことができ、それなりに満足。

さすがにくたびれ、一番風呂に入ってさっぱり。メンバーの平均年齢が高くなっているせいか、今年は簡易なお灸を据えて楽しむ連中。そのうち、このところマッサージに開眼したF嬢が、肩から腰から、痛みの巣をもみほぐしてくれる。それを見ていたO嬢、T嬢、M嬢も参加し、そこら中もみほぐされる。気持ちいいところも、激痛を伴うところもいろいろだが、この世の極楽と評していいひととき。
持ち込んだゲーム機で遊ぶメンバーの笑い声を聞きながら、宛われた一人部屋にひき上げた。
リビングに誰か出て来たようだ。眠い眼をこじ開け、ふらふらと出て行くと、T嬢が繕い物をしている。彼女がO嬢に作ってあげた袋がほつれたとか。気働きを厭わない、実に良い子だ。
そのうちに皆が揃い、朝食の支度を始める。今年はT嬢を中心にOG達が作ってくれる。作らずに食べられる、なんと楽しいことか。

チェックアウトの時間ぎりぎりにコテージを出る。すると、頼れる黒一点、O君の車の後輪がパンクしているではないか。ふたりでパパッと予備タイヤに履き替え、女性陣を残して4キロ先のスタンドに。かなり危ない山道を下り、目的地で無事にパンク修理完了。合流した女性陣とともに、金沢から20キロ程のところにあるスーパー銭湯で一息。更に走って、行きつけのイタ飯屋で遅い昼食。

ちょっとしたトラブルは付き物だが、いつも軽やかなチームワークで乗り切る我がゼミ。今年最初の楽しいイベントであった。

comments

O嬢 | 2005/01/20 07:41 PM
とても楽しい一時でした。どうも有難う御座います。
次回は全ての料理を食べられるよう体調万全にて
臨みたいと思います。スパゲッティー食べたかった……!
Hara | 2005/01/20 08:28 PM
どういたしまして。お粗末さま。
職場でウィルスを貰ったんだって?
ただでさえ万病を抱えてるんだから、
もう増やすなよ。
パスタの新メニューが完成したら呼ぶよ。

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