2008.11.20 木曜日 21:04
ゼミ「復活」
・「景気が悪い」とか「世知辛い」とかを通り越した、背筋が寒くなるような世の中になってしまったのだろうか。ネットには、匿名をいいことに「テロ」を賞揚するような書き込み、また犠牲者を出した役所には脅迫めいたメールがあふれているという。世も末だ。倉廩実ちて礼節を知るのは当然としても、足らざるからといって人倫を忘れるのはあまりに情けない。
・それにしても、好景気の終焉、長引く不況、失業・貧困、テロといった、「いつか来た道」が見えるのはどうにも気持ち悪い。そのときの「道」を決定付けたのは、とある大臣の失言だったか。
新ゼミ四期(実質二期)の募集が始まり、昔のように現役メンバー諸君と会合を行った。「個性的な少人数」が実現するかはまだ未知数だが、かなりよい感触がある。ゼミは私が主催するとはいえ、ゼミ生諸君が主役だ。舞台を作るところから責任を持ち、「自分のゼミ」という意識を強く持ってほしい。
今週はこのほか、目が回るくらい用事が多い。そして週の頭に、ゼミ3年のI君が、大荷物を研究室に持ち込んだ。彼が1年がかりで立案した「パソコン自作計画」を、ついに実行に移すというのだ。PCわを使うことに抵抗はないが、「作る」のは全く初めてのI君の「後見」が私の役目。
I君は今日、講義の合間、面談の隙間を縫って組み立てに挑んでいたが、まだまだ技量は不十分。起動すらしない鉄の箱を作ってしまい、あえなく解体。改めて私が仮組みし、パーツに異常がない(要するに組み立て方がなっていなかった)ことを確認したところでタイムアップ。完成はおそらく、来週半ばになりそうだ。
ゼミ生主体のゼミ運営。研究室でパソコンと格闘するゼミ生。かつての闊達そのものの若者たちの姿が目に浮かぶ。いまの若者たちも、負けないくらい闊達だ。わがゼミは、きっと復活する。
・それにしても、好景気の終焉、長引く不況、失業・貧困、テロといった、「いつか来た道」が見えるのはどうにも気持ち悪い。そのときの「道」を決定付けたのは、とある大臣の失言だったか。
新ゼミ四期(実質二期)の募集が始まり、昔のように現役メンバー諸君と会合を行った。「個性的な少人数」が実現するかはまだ未知数だが、かなりよい感触がある。ゼミは私が主催するとはいえ、ゼミ生諸君が主役だ。舞台を作るところから責任を持ち、「自分のゼミ」という意識を強く持ってほしい。
今週はこのほか、目が回るくらい用事が多い。そして週の頭に、ゼミ3年のI君が、大荷物を研究室に持ち込んだ。彼が1年がかりで立案した「パソコン自作計画」を、ついに実行に移すというのだ。PCわを使うことに抵抗はないが、「作る」のは全く初めてのI君の「後見」が私の役目。
I君は今日、講義の合間、面談の隙間を縫って組み立てに挑んでいたが、まだまだ技量は不十分。起動すらしない鉄の箱を作ってしまい、あえなく解体。改めて私が仮組みし、パーツに異常がない(要するに組み立て方がなっていなかった)ことを確認したところでタイムアップ。完成はおそらく、来週半ばになりそうだ。
ゼミ生主体のゼミ運営。研究室でパソコンと格闘するゼミ生。かつての闊達そのものの若者たちの姿が目に浮かぶ。いまの若者たちも、負けないくらい闊達だ。わがゼミは、きっと復活する。
comments