2005.12.24 土曜日 15:22
雪ネタは嫌いだ
14日から続く寒波。今年は「暖冬」の予報を3度も聞いてしまったから、絶対に寒いと確信していたが、これほどまでとは。
■交通の断続的マヒ
飛行機、電車、道路が断続的に切れている。そのため、年末の上京を断念する羽目になってしまった。陸路上京を試み、一日かけて引き返したなんて笑えない話も聞こえて来る。宅配便の配達日数も読めない状態が続いている。■生鮮品が高い
近郊野菜は、収穫そのものが困難なのか、極度の品薄。近県から運ばれて来る野菜類も、我が国の税金と見紛う程の急騰ぶりを見せている。ブロッコリ一株350円では、いくら家計センスゼロでも躊躇する。時期的に需要が高まるイチゴ、仲卸で一パック1000円を越えているとか。■名物ズワイガニは
地物なんて、探すのが難儀なくらい少ない。強風で出漁できず、必然的に漁獲が激減しているという。近江町市場には、観光客向けカニ屋を中心に数を揃えるところもあるが、殆どがロシアからの輸入品。歳暮に使うことも、自宅でにんまりすることも不可能。■街の風景
車で外出する時、マンションの前の路地から大通りに出るのに、激しい段差を踏み越え、テールを滑らせ逆ハンを当てる、という、非現実的なドライビングテクを要求され続けた。だが幸いにも交通量が少なく、大渋滞に巻かれることだけは、まだない。郊外の大学へと進んでいくと、街並から色がなくなっていく。派手な看板も横殴りの吹雪の後は真っ白で、これだけは歓迎する。
最近増えて来たLED式信号機は、発熱量が少ないのか、ガラス面まで雪が付着し、光らなければ絶対に色が分からない。
まだ冬は序の口だというのに、もう疲労困憊。雪の降らない所に移住したいと、しみじみ思う。
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